産後の骨盤矯正の必要性
骨盤のメカニズムをご説明します。
まずは骨盤の変化
妊娠した女性の骨盤は女性ホルモン(リラキシン)の分泌が盛んになり、少しずつ出産に向けて弛緩していきます。
妊娠末期には骨盤全体が大きくなり、骨盤周囲が約1センチまたはそれ以上に増大することもあります。
恥骨結合(骨盤の前面)は約2~5ミリ離開し、弛緩が大きいと裂けてしまうこともあります。
骨盤底筋群とは??
骨盤底筋群とは骨盤内臓器(膀胱・子宮・直腸など)を骨盤の底からハンモックの様に支えている筋肉です。
妊娠中はさらに胎児、増大した子宮、胎盤、羊水の重さも加わって骨盤底筋群にかかる負担は激増します。
この筋肉の機能低下が起きると、産後の尿漏れや頻尿、痔、子宮脱の原因にもなりかねません。

産後の体型戻し6ヶ月の理由は??
妊娠中”リラキシン”というホルモンの影響で靭帯、関節が変化します。
このホルモンが出る時間=体型戻しの期間と思われがちですが、分泌の時期は出産前後がピークと言われています。実はこの6ヶ月間とは”靭帯、関節が元に戻る時間”なのです。出産で傷んだ靭帯、開いてしまった関節が戻る期間=6ヶ月の間に産後の体型戻し。ということです。
骨盤の関節(恥骨結合と仙腸関節)が開くことで、骨盤全体が大きく広がった状態になっているのです。
マタニティーブルー
4人に1人は経験する「マタニティーブルー」は、ホルモンバランスが崩れる産後3〜5日目から始まり、 10日目ぐらいまで続きます。
しかしお産が大変だったり早期の母子分離、慣れない子育てへのプレッシャー、身近に助けてくれる人が居ない、母乳育児へのこだわりなどが引き金となり、睡眠不足などの疲労と抑うつ症状が重なると「産後うつ」へと移行しやすくなります。
妊娠中の足のむくみや自律神経のケアなどもさせて頂きます。ご相談ください。

こんな方にオススメ
- 元の体型に戻したい
- 履きたいズボンを履けるようにしたい
- お腹・お尻の筋肉を引き締めたい
- 自分一人では続かない
- スポーツジムに通うほどの時間がない
- 歪まない身体を作りたい
- 周りの人には内緒でこっそり痩せたい
- お子さんを連れてトレーニングができる場所がない