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りの接骨院では子供のパーソナルトレーニングに力を入れています。運動が苦手な子やすでに習い事をしていて更にパフォーマンスの向上を目指している子など、様々な目的て利用して頂いています。
子供が運動をするとどのような影響をもたらしてくれるのか、またどのような運動が効果的なのかをご説明します。
ゴールデンエイジ
もしかしたら耳にしたことがあるかもしれませんが、子供の成長過程にゴールデンエイジといわれているものがあります。
神経機能は5歳頃までに約80%、12歳頃にはほぼ100%形成されるといわれています。つまり神経期間が著しく発達するゴールデンエイジ期はもちろん、乳児期からあらゆる運動や遊びを体験させることが大切ということです。
プレゴールデンエイジ(3歳~8歳)
遊びや運動を通して、基本的な運動動作を身に着けておくべき時期です。この時期にさまざまな動きを経験しておくことは、その後の運動神経を伸ばすのに非常に重要になってきます。
ゴールデンエイジ(9歳~11歳)
プレゴールデンエイジのときに身につけた動作であれば、見ただけですぐにできるようになるなど、自分の思ったとおりに動けるようになる時期です。また、今までできなかったことが急にできるようになるなど、技術やセンスが飛躍的に伸びる時期でもあります。
ポストゴールデンエイジ(12歳~14歳)
この時期では、体の神経系統がほぼ完成していることから、ゴールデンエイジまでのように短期間での急成長が見込めなくなってしまいます。そのため、ゴールデンエイジまでに身に着けた技術レベルを維持しながら、基本動作の質を向上させていくことが課題となってきます。子どもの運動神経を著しく伸ばしたいのであれば、ゴールデンエイジまでの努力がカギとなることは間違いないでしょう。
ゴールデンエイジにおすすめのスポーツは『水泳』『体操』
スポーツ専門家によれば、「左右対称」と「いろいろなスポーツ」の2点が大切なのだそうです。「左右対称」の代表的なスポーツといえば、「水泳」が思い浮かびますね。テニスなどの力のかかり方に偏りがあるスポーツは子どもの骨の成長に負担がかかりますが、水泳なら全身を使うので、バランスの良い筋力アップに繋がり、骨の成長に負担もかからないと言われています。
また、ひとつのスポーツだけを集中して行うよりも、全身の部位を使って神経系統を含む身体づくりを行うことが、成長期の能力を格段にアップさせることに繋がるようです。そのため、左右対称のスポーツである「水泳」と、何か別のスポーツをさせることが良いようですよ。
(上記の図はインターネットより引用)
文部科学省は運動が子供にもたらす影響と効果、推奨している運動を下記のように記しています。
運動の発達の特性と動きの獲得の考え方
幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの多様化」と「動きの洗練化」の二つの方向性がある。
「動きの多様化」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体のバランスをとる動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を移動する動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを操作する動き」が挙げられる。通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。
「動きの洗練化」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。
次に、目安として幼児期における一般的な運動の発達の特性と経験しておきたい遊び(動き)の例について示す。なお、幼児の発達は、必ずしも一様ではないため、一人一人の発達の実情をとらえることに留意する必要がある。
3歳から4歳ごろ
基本的な動きが未熟な初期の段階から、日常生活や体を使った遊びの経験をもとに、次第に動き方が上手にできるようになっていく時期である。特に幼稚園、保育所等の生活や家庭での環境に適応しながら、未熟ながらも基本的な動きが一通りできるようになる。次第に自分の体の動きをコントロールしながら、身体感覚を高め、より巧みな動きを獲得することができるようになっていく。
したがって、この時期の幼児には、遊びの中で多様な動きが経験でき、自分から進んで何度も繰り返すことにおもしろさを感じることができるような環境の構成が重要になる。例えば、屋外での滑り台、ブランコ、鉄棒などの固定遊具や、室内での巧技台やマットなどの遊具の活用を通して、全身を使って遊ぶことなどにより、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体のバランスをとる動き」や、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を移動する動き」を経験しておきたい。
4歳から5歳ごろ
それまでに経験した基本的な動きが定着しはじめる。
友達と一緒に運動することに楽しさを見いだし、また環境との関わり方や遊び方を工夫しながら、多くの動きを経験するようになる。特に全身のバランスをとる能力が発達し、身近にある用具を使って操作するような動きも上手になっていく。
さらに遊びを発展させ、自分たちでルールや決まりを作ることにおもしろさを見いだしたり、大人が行う動きのまねをしたりすることに興味を示すようになる。例えば、なわ跳びやボール遊びなど、体全体でリズムをとったり、用具を巧みに操作したりコントロールさせたりする遊びの中で、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを操作する動き」を経験しておきたい。
5歳から6歳ごろ
無駄な動きや力みなどの過剰な動きが少なくなり、動き方が上手になっていく時期である。
友達と共通のイメージをもって遊んだり、目的に向かって集団で行動したり、友達と力を合わせたり役割を分担したりして遊ぶようになり、満足するまで取り組むようになる。それまでの知識や経験を生かし、工夫をして、遊びを発展させる姿も見られるようになる。
この時期は、全身運動が滑らかで巧みになり、全力で走ったり、跳んだりすることに心地よさを感じるようになる。ボールをつきながら走るなど基本的な動きを組み合わせた動きにも取り組みながら、「体のバランスをとる動き」「体を移動する動き」「用具などを操作する動き」をより滑らかに遂行できるようになることが期待される。そのため、これまでより複雑な動きの遊びや様々なルールでの鬼遊びなどを経験しておきたい。
運動の行い方
幼児期は、生涯にわたる運動全般の基本的な動きを身に付けやすく、体を動かす遊びを通して、動きが多様に獲得されるとともに、動きを繰り返し実施することによって動きの洗練化も図られていく。また、意欲をもって積極的に周囲の環境に関わることで、心と体が相互に密接に関連し合いながら、社会性の発達や認知的な発達が促され、総合的に発達していく時期である。
そのため、幼児期における運動については、適切に構成された環境の下で、幼児が自発的に取り組む様々な遊びを中心に体を動かすことを通して、生涯にわたって心身ともに健康的に生きるための基盤を培うことが必要である。
また、遊びとしての運動は、大人が一方的に幼児にさせるのではなく、幼児が自分たちの興味や関心に基づいて進んで行うことが大切であるため、幼児が自分たちで考え工夫し挑戦できるような指導が求められる。なお、幼児にとって体を動かすことは遊びが中心となるが、散歩や手伝いなど生活の中での様々な動きを含めてとらえておくことが大切である。
これらを総合的に踏まえると、幼稚園、保育所などに限らず、家庭や地域での活動も含めた一日の生活全体の身体活動を合わせて、幼児が様々な遊びを中心に、毎日、合計60分以上、楽しく体を動かすことが望ましい。また、その推進に当たっては、次の3点が重要である。
1) 多様な動きが経験できるように様々な遊びを取り入れること
幼児期は運動機能が急速に発達し、体の基本的な動きを身に付けやすい時期であることから、多様な運動刺激を与えて、体内に様々な神経回路を複雑に張り巡らせていくことが大切である。それらが発達することにより、普段の生活で必要な動きをはじめ、とっさの時に身を守る動きや将来的にスポーツに結び付く動きなど多様な動きを身に付けやすくすることができる。そのためには、幼児が自発的に様々な遊びを体験し、幅広い動きを獲得できるようにする必要がある。幼児にとっての遊びは、特定のスポーツ(運動)のみを続けるよりも、動きの多様性があり、運動を調整する能力を身に付けやすくなる。幼児期には体を動かす遊びなどを通して多様な動きを十分経験しておくことが大切である。
体を動かす遊びには、先に挙げたように多様な動きが含まれる。例えば、鬼遊びをすると、「歩く、走る、くぐる、よける」などの動きを、夢中になって遊んでいるうちに総合的に経験することになる。そのため、幼児期には様々な遊びを楽しく行うことで、結果的に多様な動きを経験し、それらを獲得することが期待される。
りの接骨院では競技に特化したトレーニングも行いますが多種多様な競技の要素が詰まったトレーニングを行い、正しい体の動きを丁寧に説明しながら行います。
皆様のご来院、お待ちしております。